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業界の現状を暴露している「本気で稼ぐためのアフィリエイトの真実とノウハウ」

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有名なアフィリエイターさんである「あびるやすみつ」さんが書いた「本気で稼ぐためのアフィリエイトの真実とノウハウ」を読みました。

アフィリエイトという言葉は以前から知っていたのですが、取り組んだことはなかったので、これから本格的に始めるにあたって読みました。

非常に勉強になったので紹介します。

 

アフィリエイトとはどのようなものか?

まず、アフィリエイトの現状について説明しています。アフィリエイトの仕組みをゼロから丁寧に説明するような感じではなく、あくまでもすでにアフィリエイトの基本は理解している人に向けて書かれています。

1%のアフィリエイターが99%の売上を稼ぐ、トップ層のアフィリエイターは100万円以上の報酬をもらっているケースも実際にある、ただし集客のための費用を使っているケースがあるなどといったことです。

怪しい人たち

 アフィリエイトについて詳しくない人を対象にして、そうした人をカモろうとする悪い人たちの実例が紹介されています。スパムを推奨するなどの間違った教えが書かれている情報商材の販売や、中身のない塾・セミナーなどは有名どころですが、他にもホームページ制作会社が儲かるとウソをついてサイト制作にお金を払わせる、ツールを販売するなどの事例が紹介されています。

ちゃんと勉強し自分の頭で考えて情報の取捨選択をしないと、他の人に騙されたり、そもそも間違ったやり方で努力してしまったりしそうです。この本では、その情報を提供している人が自分でどんなアフィリエイトサイトを作って稼いでいるのかを見せてもらうか、自分で調べることで、その人がまともな人かどうかの判断基準になると説明しています。

広告主やASPの問題点も指摘

この本のすごいところは、上記の詐欺情報商材やセミナーの主催者の悪事を暴露するだけでなく、広告主やASP側の問題点についても言及している点です。ASPとはアフィリエイトサービスプロバイダーの略で、アフィリエイトの仕組みを提供している会社やサービスのことを指します。

成果が出ないからとすぐに撤退する広告主や、ASPを頻繁に変更する広告主、怪しげな塾やセミナーの主催者と組んでイベントに参加してしまうASPなどの問題が告発されています。

またASPとアフィリエイターが対等ではなく、あくまでも大量にいるアフィリエイターの中の1人であり、いつでもASP側の裁量で内容が変更できてしまうことが指摘されています。アフィリエイターのリテラシーにかかわらず、誰でも始められてしまう状態なのに、ASPにサイトの作り方や使い方などを問合せしても回答してもらえなかったりする現状については、そもそもリテラシーの低い人を登録させるべきではなく、させるのであればある程度教えてあげるべきという主張が書かれています。

とはいえ、実際問題としてはASP側はできるだけ間口を広げたほうが良いという考え方で、1人1人を全部チェックするのは今後もしないでしょうし、サイトの作り方の基礎などを懇切丁寧に教えるというようなこともないでしょう。まったく成果を出してくれない人のために教育をゼロからしていたのでは破綻してしまうのは自明です。

しかしながら、ある程度会員登録の段階で絞るということは可能なはずで、実際に有力なアフィリエイターだけが登録することのできるクローズドなASPは増えてきています。

アフィリエイターの様々な悪事

悪いことを考えるアフィリエイターが実際にどんなことをしているかがまとまっています。意味のないサイトを量産するとか、他の掲示板やSNSなどにコメントしまくるというのは、昔流行っていた時期があったような気がしますが、いまだにやっている人は単純に知識が不足しているだけでしょう。

あとは何らかの方法で得た個人情報を使って勝手に広告経由で会員登録などを繰り返すという法律にも違反しているであろう方法も説明されています。ASP側も対応策を整備しているとは思いますが、悪い人たちが次々と変な方法を編み出してイタチごっこになっていそうです。あとは納税をしないとか、他サイトのドメインの跡地を使うなどの点もまとまっています。他人のサイトが過去に運営されていたドメインの跡地を使うというのは、最近よく見かけます。検索すると、まったくドメイン名と関係のない内容のサイトが上位になっていることがあります。これはアフィリエイターだけでなく、その方法で検索上位に表示させてしまっているGoogleも悪いですね。

稼ぐためのノウハウは?

ノウハウのまとめというよりかは、業界の内情を暴露するという要素が強い本なので、あまりアフィリエイトで稼ぐための具体的な方法は書かれていません。承認率よりもEPCを重視すべきなど、基本的な考え方の解説が中心となっています。

ブログでアフィリエイトをする方法や、実際にブログで稼いでいる人たちがどのような活動をして、いくらぐらい稼いでいるのかの体験がまとめられています。

他のアフィリエイト関連の書籍との大きな違いは、プラグラミングを学ぶことでできることの幅が広がるということが強調されている点です。自分でコンテンツをつくって稼ぐだけだと限界があるので、他のサイトの情報を整理してまとめたり、誰かに口コミや評判を書いてもらったりすることが選択肢として入ってきます。そんなときにプログラミングを使って仕組みをつくれると便利です。

業界人向けかも

アフィリエイター、ASP、広告代理店の人はもちろん、インターネットに関わる仕事をしている人は一度目を通しておくとよいと思います。業界の内情を把握できます。

あと、ぼくのようなアフィリエイター初心者は読んでおくと、ありがちな落とし穴を知ることができるので、つまづくことが減るかもしれません。

本気で稼ぐための「アフィリエイト」の真実とノウハウ

本気で稼ぐための「アフィリエイト」の真実とノウハウ