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娘の夜泣きを調べて、育児ではGoogleが使えないと感じた話

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娘が夜泣きをするようになりました。

泣き声の大きさがどんどん大きくなっていってます。

私は寝ていて気がつかないこともあるのですが、妻はかなり頻繁に起きているようです。

寝不足を感じた日に、夜泣きの原因や対策を調べようと思いたち、Googleで少し探してみました。

 

そしたら出て来るのはやたらと長い読み物系の記事ばかりです。

とても全部読もうという気にはならないのですが、頑張って最後まで読んでみても、結局何が夜泣きの理由で結論なのかはわかりません。

子供によってたぶん理由は違っているのでしょうけど、原因を調べたり推測するための情報がないからです。

10-20項目くらい原因っぽいことや対策の例が書かれているのですが、まったく根拠がありません。

 

 

とにかく情報の量は多いのですが、本当かどうかがとても怪しいものばかりです。

中にはお茶をやたらと推薦しているような記事もあるのですが、あまりにも根拠がわからない推薦のされ方で、とても自分の子供に飲ませようとは思えません。

興味をひかれるかどうか以前に、本当に乳幼児に飲ませて大丈夫なものなのかの判別がつかないです。

先日クックパッドに掲載されていたハチミツ入りのレシピを乳幼児に食べさせて死亡させてしまったという悲しい事故がありましたが、あれと同じことが起こりかねないです。乳幼児むけや重大な病気に関する情報が間違いだらけで怖いです。

がんの特効薬的な健康食品として紹介されているみたいな、得体のしれない治療方法とひと目でわかればちゃんと除外できますが、もっともらしいことが書いてあって実は間違いなんだけど、それと知らずにやってしまうというのがありそうです。

 

人は信じたいものを信じるので、変な情報に誘導されているのに、それを信じてしまう人も多いでしょう。

Google、検索エンジンは攻略されてしまっている

上から順番に見ていくと、どれも似たようなページばかりになっています。

こういう情報の書き方をすればGoogleは上位にしてくれるということがどの企業もわかっているので、必然的に似た方法でコンテンツを作ることになっています。

検索エンジンで目立つにはどうコンテンツを書けばいいかを共通認識として多くの人が持っていて、それに世の中のサイトの作り方が引っ張られていってしまっているのは残念です。

完全に攻略されきってしまっていて、どんどんGoogleは使いづらくなっているように思えます。

 

真偽が明らかでなくても長いのが評価される

とにかく長い文章が評価されているような気がします。

間違った情報がいくつも含まれていても長いほうが優先されます。

 

間違っていることが15項目含まれていて、全部で20項目が説明されているページと、正しいことだけが5項目書かれているページだと、本来は正しいことだけを5つ書いてあるページのほうを優先させるべきです。

正確な情報だけのサイトのほうを掲載するのは当たり前ですけど、情報の正確性についてはGoogleでは判断できていないです。プログラムで真偽を判定するのはできないようです。

ただ、そもそも新聞やテレビのニュースですら嘘の情報が流れている世の中ですから、機械がどうとかではなく、事実だけを見極めるのは難しいのかもしれません。

多様性を出すことで問題を回避しようとしている?

 この間違った情報で汚染されている状態をGoogleが手をこまねいているはずはありません。Googleは世界で一番AIの研究を進めている会社のはずなので、これから対応策を編み出していくでしょう。

最近では、検索結果にさまざまな種類の情報を出すことを意識しているように思えます。

たとえば不動産や求人の情報を調べていると、いままでポータルサイトの検索結果ばかりだったのに、読み物や特定の企業のサイトなどが表示されるようになってきています。

不動産や求人を探しているのに特定の企業のサイトが出てきてもむしろ使い勝手が悪くなっていますが、このように多様性を確保することで似たような情報ばかりになることを防いでいるように感じます。

 

別にインターネットだけが間違っているわけではない

Googleで調べて表示される情報だけが間違っているわけではありません。

本屋に行けばがん治療のとんでも本はいくらでも並んでますし、そのうえそういった本が新聞や電車の中吊りなどで広告を出していたりします。本当に信じているのか、それとも商売なのかはわかりませんが、倫理も何もあったもんじゃありません。

著者は意図的にやってるんでしょうから最悪なんですけど、それを許容してしまう広告出稿先とかも同罪です。

というわけで、別にインターネットで調べたことだけでなく、世の中で出回っている情報が本当かどうかはきちんと調べないとわからなくなりつつあります。

数十年前まで常識だったことが実は間違ってたなんてこともザラにあります。たとえば出産直後に赤ちゃんをお湯に入れるという産湯という習慣がありましたが、今はやらないようです。

科学的根拠がないまま、経験則でなんとなく良さそうだから続いているというものがほかにも大量にありそうです。

 

インターネットの普及で、明らかに間違っている情報に関しては、それが嘘であることを調べやすくなったと思います。

一方で、逆に間違っているかどうか微妙な個人の経験則や体験などの情報に関しては、1つ1つを調べて取捨選択していくのに膨大な時間がかかるようになってしまいました。

多くが何かが売りたい人が書いたヤラセの記事になっています。本当にその商品が良いと思って紹介されている記事は少数派で、一度も商品に触ったことがない人が書いている記事のほうが多いでしょう。

 

家族や友人や信頼できる人からの情報をもらうのが楽

自分と同じ志向があって、調べるリテラシーが高いなと思う人がソーシャルメディアなどで流してくれる情報が便利だなと感じます。取捨選択してくれているので、まともな情報が流れてきます。

いわゆる有名人、インフルエンサーといった人たちではなくて、自分が会って話したことがあり、この人はまともだと思った人です。

幸いなことにいまはFacebookやTwitterをやってる人が多いので、そういった人たちが出している情報をもらえます。また、どうしても知りたいことがあれば、メッセージを送って質問することもできます。

 

たとえば私は本が大好きでよく読むのですが、買う本も知り合いの意見を参考にしています。

雑誌や新聞の書評を読んで買うとハズレはありますが、本を大量に読んでいてビジネスでも活躍している知り合いの推薦した本を買うのがハズレがないです。

 

この知り合いから教えてもらった情報が重要になる傾向は今後ますます進んでいくと予測してます。どうでもいい情報の増加するスピードは前例がないほど早まっていて、今後さらに加速していくのは間違いないからです。

ゴミ情報が増えるペースが早まっていくと、それらをいかに無視してまともな情報に到達するかが重要になりますが、いまの検索エンジンではそれを解決できなそうです。

Facebookが知り合いがいいねを押した情報だけを検索できるようにするような取り組みをしてましたが、今後はそういった方向性の解決策が求められていくでしょう。