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「検索刑事(デカ) 竹内謙礼」 はすご本。SEOをミステリー小説で説明するというまさかの取り組み

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検索刑事(デカ)という本を読みました。

検索エンジンで上位に表示させて集客する方法をSEOというのですが、そのSEOについて殺人事件ありのミステリー小説で説明しています。

ぼくはSEOの本をもう何冊か読んでますが、ダントツでわかりやすい。何も知らない人でも理解できる説明の仕方です。どうやってインターネットを活用して集客しようかを考えている会社のウェブサイト担当者の方や、読者を増やしたいブロガーさんは読んでおくとよいです。

検索エンジン(Google)がどういう思想で、どんな考えでサイトの表示順位を決めているかも丁寧に解説されています。小手先の適当な方法ではなくて、どうサイトを運営すれば読み手の役に立つことができるのかという本質的な方法が取り上げられているので小説なのにすごく役に立つ内容です。

HTMLのタグの使い方とか、リンクの貼り方とかを説明している普通のSEO本よりもオススメできます。完全な初心者向けというわけではなく、SEOがどういったものなのかある程度わかっているという人が読んでも十分に参考になる内容です。

ストーリー

いきなり殺人事件が起こるところから始まります。犯行声明として、「羽毛布団」というキーワードで6ヶ月以内に検索エンジンで1位を取るサイトを作らなければ、また次の殺人を犯すという文章が警察に届けられます。

これを担当することになった刑事が、犯人を探しつつ、瀬尾というSEOになぜか詳しい高校生に相談しながら一緒に「羽毛布団」のサイトを作っていくというストーリーです。

犯行動機やなぜ「羽毛布団」で上位にするよう指示したのかという理由に無理がありすぎて、どういうオチになるのかなと思いながら読み進めていったのですが、意外に納得感のある流れで終わりました。ネタバレになるので詳細は控えます。

 

途中に解説も

小説の各章の間に、著者によるSEOの実態の解説がされています。

コンサルタントとして多くのサイトを見てきたであろう著者ならではの知見がまとまっていて参考になります。ストーリーで伝えきれなかったことを補完して伝えてくれています。

 

本当に役に立つサイトとは?

この本はSEOについての説明も参考になるのですが、キーワードを見つけて整理していく部分で、本当に読者にとって役に立つサイトとはどのようなものかということを考えるきっかけにもなりました。

また、SEOがいかに難しいか、なぜ片手間でやる会社や人は上手くいかないのかという説明は、SEOにかぎらずすべてのビジネスに言えるようなことが書いてあります。

利用者の視点でどう参考になるサイトを作るかを考えるのは、ブログ書く上でも参考になりそうな部分でした。

 

検索刑事(デカ) (日経ビジネス人文庫)

検索刑事(デカ) (日経ビジネス人文庫)

 

竹内謙礼さんのキャッチコピーの本もおすすめ

著者の竹内謙礼さんの本は他にも何冊か読んでいるのですが、どれもわかりやすく参考になるのでおすすめです。

以下はストーリーでマーケティングを学べます。小手先のテクニックではなくて、商売の基本となる考え方を学べます。 

ネットで儲ける王様のカラクリ ~物語でわかるこれからのWebマーケティング

ネットで儲ける王様のカラクリ ~物語でわかるこれからのWebマーケティング

 

 

販売魔女と死の眼鏡 (PHP文庫)

販売魔女と死の眼鏡 (PHP文庫)

 

 キャッチコピーの作り方についてのすごく実践的な本です。真似して書くだけで、パワーのあるキャッチコピーを書けるので便利です。 

売り上げがドカンとあがる キャッチコピーの作り方 (日経ビジネス人文庫)

売り上げがドカンとあがる キャッチコピーの作り方 (日経ビジネス人文庫)

 

 あとリンクが増え過ぎちゃうので控えますが、会計天国、貯金兄弟、戦略課長、猿の部長などのビジネス小説も楽しみながら、かつ勉強もできる内容になっています。