ケンジツ

育児や読書の内容などを気ままに書くブログ。最近は仮想通貨にハマっていて、調べたことを記事にしています。

仮想通貨「ライトコイン」価格急騰の理由を整理 下落リスクは?

ライトコインが急騰しています。

数日前まで4,500円前後で推移していたのが、6,000円を突破しました。

 

私はライトコインを持っているのでありがたいのですが、これだけ値上がりする理由がよくわからず、原因を調べてみました。

1. Amazonで取扱開始というデマや、MIT(マサチューセッツ工科大学)で研究が進んでいるという憶測

昨日記事として書きましたが、Amazonがビットコインとライトコインに対応する、つまりほぼなんでも買い物できるようになるというデマが流れています。

www.kenjitu.net

また、アメリカの名門大学であるMIT(マサチューセッツ工科大学)が研究を進めていて、成果が8月1日に発表されるという噂が流れています。

その噂の原因になっているのがこのサイトです。

大学の公式のドメインを使ってサイトが作られているので、少し信憑性があるように思えます。

Countdown | Litecoin

ただ、真偽のほどは定かではありません。海外サイトでは、 学内の人間であればサブドメイン(サイトのURLのこと)を取ることは簡単にできるから、ただ買い煽りをしたい人が適当にサイトを作っただけなのではないかという冷静な意見もあります。

ビットコインが分裂すると言われているUASFの導入とタイミングをあわせていることも何か狙っているように思えます。

 

なお、ライトコインの開発者も詳細を知らないとのことです。MITほどの組織であれば研究するなら生みの親である開発者に何らかの連絡をしたり、協力をあおぐのが普通だと思います。

 

このAmazonのデマと、MITの真偽が定かでない情報によって、多少は個人投資家が参加したかもしれません。しかしながら、大口の資金はこんな怪しい話では動かないと思うので、大した値上げ要因にはなっていないのではないかと推測してます。

Amazonへの働きかけ自体がニュースになって、ライトコインの知名度が上がり、結果として価格も上がるというのも多少はありそうです。

2. ビットコイン分裂(ハードフォーク)の避難先になっている

一番大きな理由はこれかなと思います。以下はライトコインとビットコインのチャートです。

ビットコインに対してライトコインがどんどん値上がりしていっているのがわかります。

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ビットコインはまとめて処理できる量が少ない、送金の確定までに時間がかかるといった問題があり、改善案が複数出て、どれが採用されるかで揉めています。すでにマイニングに設備投資をしている企業が中心となって、自分の会社に有利な状況を生み出すために駆け引きが発生しています。

エサリアムとエサリアムクラシックが分裂したときのように、同じ通貨が複数に分岐してしまうことをハードフォークといいます。UASF、UAHFといった派閥のようなものができています。

 

8月1日に切り替わるタイミングで、このハードフォークの問題がどうなるかまだ確定していないという不安感から、ライトコインなどの他のオルトコインに資金が逃げていると推測できます。

ライトコインはビットコインで課題になっているSegwitがすでに導入されているなど、機能面でビットコインよりも優れている箇所があります。

もしこの仮説が正しいとすれば、ビットコインの方向性が確定したタイミングでライトコインが大きく下落するリスクがあります。

 

3. 新しい取引所での取扱開始

海外の新しい大手取引所で取扱が開始されていることで、多くの人の目に入るようになっているのも値上がりの原因の1つです。

これは直近の急騰の理由にはなっていませんが、徐々に値上がりする要因です。

 

4月には日本の有名な取引所コインチェックがライトコインの取扱を開始しました。

ライトコイン開発者によると、5月に韓国でトップの取引所のBithumbで取扱が開始されて、取引所の出来高で3位になっています。

 

また、Bitstamp(ビットスタンプ)というイギリス最大手の取引所では、6月19日からライトコインの取り扱いを開始しました。

オルトコインを新しく取引所が扱うようになることを上場と言っている人が多いです。大手の取引所に上場すれば、そのコインの知名度が高まり、売買の機会が増えます。

ある国の最大手の取引所で上場するとなれば、それだけで値上がりする材料になります。

 

なお、日本の取引所ではcoincheckでライトコインを買えます。

Bitflyerというおそらく最大手の取引所でもライトコインの取扱が開始されるという噂が流れてましたが、まだ公式のアナウンスはないみたいです。

 

ライトコインの問題点と下落リスク

マイニングが少数の人に牛耳られています。特に1位のマイナーが51%以上を占めているのは、かなり大きな問題になる可能性のある要因です。

実際にはそのマイナーが変なことをした時点でライトコインの価値が暴落するわけなので、ライトコインをたくさん保有しているであろうトップマイナーがわざわざリスクを取るとは思えません。ただし、それでもトップマイナーが51%以上のハッシュレードになっている状態は健全ではないです。マイナーがハッキングされる可能性もあるので。

 

あと、ライトコインの開発者であるチャーリー・リー氏への依存も問題の1つに挙げられます。開発者コミュニティができつつあるとはいえ、まだビットコインと比べると少数のエンジニアへの依存度が高いと考えられます。

4. 誰かがポンジスキームを使って上げている

ポンジスキームというのは、ねずみ講などでよく使われている方法で、新しい出資者が投資した資金で、先に入っている出資者への配当をするという詐欺です。

たとえば元本保証で配当30%みたいな、普通に考えるとありえないリターンで、投資リテラシーの低いだます悪い人たちがいるんです。いまも日本で怪しいオルトコインへの投資勧誘を目的としたセミナーが話題になってますが、あんな感じです。

 

2015年に中国でライトコインがポンジスキームの対象になり、それが原因で値上がりしたという事例がありました。

ライトコインはだんだんと時価総額が大きくなってますので、1つの組織でパンプすることはどんどん難しくなっているとは思いますが、動員力がある組織であればあり得ないことではないと思います。

とりあえずホールドします

ライトコインの上げ要因についてまとめました。微々たる量だけ買ってるので、とりあえずホールドしておこうと思います。

相場をあまりチェックしないようにしたほうが、手放す誘惑がなくなると考えていて、あまり見ないようにしています。気にしていると時間が無駄になるためです。

通常の法定通貨でのFXとくらべると、出来高がすごく少ないので、ちょっとした材料や嘘のニュースで一気に価格が大きく変動する可能性もあります。

長期保有をするために、暴落したときに投げ売りしたくならないようにしばらく忘れようと思います。