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在宅ワークを許可して業績アップするという幻想が崩れ始めた

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IBMが、自宅勤務制度を廃止したそうです。

IBM: 自宅勤務制度の廃止を従業員に通告 - Newsln

 

先日はアメリカのヤフーも在宅勤務を禁止しました。

jp.wsj.com

 

これらのニュースを見て、やっぱりそうなるよねという感想を持ちました。

これからも在宅ワークを中止する会社は増えていくのではないかと思います。

 

少人数で経営している会社以外は在宅ワークはあわないと考えています。

その理由をまとめてみます。

みんなそんなに自制心高くない

私もそうですけど、他の人にまったく見られてない状態で、常にきちんと仕事し続けるって難しくないですか?

在宅でかつ時間も自由になって、いつ働いてもいい状態になったときに、必ず毎朝決まった時間に常に仕事を開始することができる人ってあんまりいないと思います。

相当自制心高くないとできないですが、大きな規模の会社になっている時点で、全員が高い自制心を持っている状態を維持するのはありえないです。

面接で100%失敗しないという会社がもしあれば実現するかもしれまえせんが。

もしすぐに社員をクビにできる法律がある国であれば、ちょっと一緒に働いてみてその人が怠けていて採用失敗したなと感じたら、すぐに辞めてもらえますが、日本ではそうはいきません。 

数十名くらいの少人数の組織でしか、自立できる人だけを採用するというのはできないでしょう。

全員が成果ありきの仕事できない

在宅勤務で、かつ時間を自由にするとしたら、全員の成果を明確に定義して、それを達成することを仕事とみなさなくてはいけません。

お互いいつ何をしているのかはわかりませんから、プロセスではなくて結果で評価する必要があります。

しかし、全員に成果を定量的に割り振るのは非常に難しいです。

特に人事や経理などのバックオフィスの人の目標設定をするときに、いままでやったことがないからスムーズに進まないと思います。

また、1人1人が納得感のある目標を設定して、それを定期的にレビューするとなると、その仕組みを維持するのに膨大な時間がかかります。

 

顔をあわせないとスムーズなやり取りができない

対面で会うことでお互いの感情やニュアンスといった言語以外の情報をもれなく伝えることができます。

オンラインでのビデオ会議はすごく便利になってきていますが、いまだに対面と同じ水準には至っていないと思います。何かが違うと感じませんか。

また、オンラインだと目的ありきの会話以外が発生しづらくなってしまいます。

休憩中の何気ない会話から情報交換したり、新しい発見が生まれたりします。

オフィスで顔をあわせることがないと、そういった偶然なにかを知るという機会が少なくなってしまいます。